メンズエステに興味はあるものの、利用したことがなく、どのように利用するのが正解なのかわからないという方も多いでしょう。
メンズエステ、通称メンエスは女性セラピストからリラックス効果のあるマッサージを受けられる場所です。セラピストはアロマオイルやパウダーを用いて、全身や鼠径部等へのマッサージを行います。
通常のエステ以上に密着度が高く、ドキドキ感も味わえるのがメンエスの魅力です。
しかし、密着度の高いサービスが提供されることから、メンエスを風俗エステと混同してしまう方もいらっしゃるそうです。
今回の記事では、メンエスと風エスの違い、メンエスを利用する上での注意点、メンエスでの禁止事項を解説します。
その後、メンエスの利用法に関して詳しく解説します。
これからメンエスを利用してみたいという方は、ぜひご一読ください。
メンエスも風エスも「マッサージ」を主体としたサービスを提供するお店ってことで合ってるよね?
そうね。
ただし、メンエスは「風俗店ではない」というポイントがミソよ。
「メンエス・風エスの違い」について、さっそく解説していくぞ!
メンエスとは
メンズエステとは、男性向けのリラクゼーション施術を提供するエステです。
メンエスを利用する男性は、専用のルームやホテル等のプライベートな空間でアロマオイルやパウダーを用いたマッサージを受けます。
施術を行う女性をメンエスでは「セラピスト」と呼ぶのが一般的。セラピストと呼ばれる女性が、マンツーマンで接客を行います。
メンエスは、女性とのソフトなふれあいによる癒し効果が期待できます。
ただし、メンエスは風俗店ではありません。よって、性器に触れる行為や射精を伴う行為、本番行為等は一切行われません。
また、男性客からセラピストに触れる行為も禁止されています。
メンエスはあくまでも可愛い女の子にマッサージをしてもらい、ふれあいと会話を楽しむ場所です。
射精を伴うサービスがないため、女性の肌の温もりや感触に集中することができます。
「風俗には踏み切れないけど、メンエスなら・・・」と考える女の子も多いため、ハイレベルなルックスの女の子に施術してもらえる確率が高いのもメンエスの魅力。
好みの女性と1対1の時間を過ごすことができるのもメンエスならではです。
性的なサービスを提供するお店の場合、開業の際に届出を出して「風俗店」として運営する必要があります。
例えば、店舗型のヘルスの場合は「店舗型性風俗特殊営業」の「2号営業 店舗型ファッションヘルス」として届出を出しています。
「2号営業 店舗型ファッションヘルス」の定義は「個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業(風俗営業等業種一覧 警視庁 引用)」とあります。
つまり、性器に触れるマッサージやヌキ行為を行う場合は、風俗営業の種別に応じて、当該営業所の所在地を管轄する公安委員会の許可を得なくてはなりません。
風俗店としての届出を出していないメンエスで性的なサービスを提供できないのは、こういった理由からです。
可愛い女の子にマッサージをしてもらいながら会話を楽しむ場、それがメンエスというわけだね。
そうね。
次の項目では風エスについても解説するわよ。
風エスとは
風エスは風俗店の一種で、正式には「風俗エステ」と言います。
利用客は通常のリラクゼーションマッサージに加え、ハンドサービス(手コキ)を受けることができます。
また、男性客から女性キャストへのソフトタッチがOKの風エス店も多く見られます。
風エスでは、女性キャストはセクシーなコスプレ衣装を着用して接客をします。
その他、ほとんどの風エス店ではトップレス、オールヌードといった有料オプションも提供しています。
メンエスと風エスの大きな違いは、性的なサービスがあるかないかなんだね!
そうね。
次の項目ではメンエスを利用する上での注意点について解説するわよ。
メンエスを利用する上での注意点
メンエスが風エスと大きく異なる点は、性的なサービスを提供していないという点です。
メンエスで性的なサービスを提供すると法律違反になってしまうからです。
しかしSNS上で「メンエスで性的なサービスを受けた」といった内容の投稿を目にしたことのある方も多いはず。
メンエスで性的なサービスが提供されたというケースで考えられるのは、①女性セラピストの個人的な判断で性的なサービスを行ったという場合、もしくは②男性客が女性セラピストに対して性的なサービスを強要した場合などが考えられます。
いずれにせよSNS上の情報を鵜呑みにするのは危険です。
セラピストに対し性的なサービスを求めると「強制わいせつ罪」に問われてしまうことも…。
強制わいせつ罪は、初犯でも悪質な場合は6か月以上10年以下の懲役が課されます。
非常に重い罪ですので、軽い気持ちでメンエスで性的なサービスを強要するのは絶対にやめましょう。
一瞬の快楽のために人生を棒に振るわけにはいかないよね…。
女性の心身を傷つける最低な行いでもあるわ。
「メンエス・風エスの違い」について、さっそくメンエスでの禁止事項を再度確認しておくのじゃ!解説していくぞ!
メンエスでの禁止事項
メンエスでは以下の行為が禁止されています。
①射精を伴うサービスや本番行為など、性的なサービス
②女性セラピストの身体に触れる行為、キスなどの粘膜接触
また、女性セラピストへの暴言や暴力の他、盗撮・盗聴などの犯罪行為は当然ながら禁止されています。
また、感染症を疾患している状態、泥酔状態など施術が困難であると判断される場合は利用をNGとすることがあります。
感染症に疾患した状態でお店を利用すると、女性セラピストはもちろん、お店に対しても多大な被害を与えることになります。
また、お店を利用する全ての方にも迷惑がかかってしまうので、絶対に控えましょう。
感染症に感染した場合はまずは症状を完治させ、医師の許可を得た上でお店を利用しましょう。
次の項目からはメンエスの利用法について詳しく解説するわよ。
メンエスの利用法
ここからはメンエスの利用法について詳しく解説します。
予約から入店後の流れを確認しておくことでよりスムーズに利用できます。
失敗しないメンエスライフのためにも、メンエスの利用法を予習しておきましょう。
まずはメンエスの種類、相場から解説します。
その後、予約の際のポイントについても解説します。
メンエスの種類
メンズエステは、
①店舗フロア内に施術ルームを完備した「店舗型」
②ワンルームマンションを活用する「マンション型」
③利用客の自宅やラブホテルなどに女性セラピストを派遣する「派遣型」
主に上記3タイプのお店に分けられます。
その中で最もメジャーなのがマンション型です。
マンション型のメンエス店では、ワンルームマンションを施術用のルームとして活用しています。
室内には施術用のマットが設置され、女性セラピストがマンツーマンで接客を行います。
メンエスの料金相場
メンエスの料金相場は、地域によって異なりますが、都市圏なら90分のコースで15,000円から18,000円、地方ですと同じく90分で12,000円~15,000円となります。
女性セラピストによるマンツーマンの密着マッサージを受け、心身ともに癒されるのがメンエスでの醍醐味です。
なお、風エスの場合は90分のコースの相場が、2万円から2万5千円前後。
「女性とのソフトなふれあいをよりリーズナブルな料金で楽しみたい」という方にはメンエスがおすすめです。
マンション型のメンエスなら、女の子のお部屋に遊びに行くような気分も味わえそうね。
なんだかワクワクするな♪
お店を予約する際のポイント
メンエスは稀に繁華街で看板を出しているお店などもありますが、やはりインターネットで事前にお店を探し、複数の候補をピックアップした上でお店をチョイスするのがおすすめです。
まずは行きたいエリアのメンエスを事前リサーチしてみましょう。
気になるセラピストがいる場合は、お店を予約する際に指名しましょう。
お店のホームページで在籍セラピストをチェックしてみるのも良いですが、セラピストによってはSNSを活用している場合もあるので、そちらを見てみるのもおすすめ。
予約方法はお店によって様々ですが、電話、メール、LINEなどから予約を受け付けています。
来店時にコースに関する説明は受けられるけれど、あらかじめホームページ等でコース内容について調べておくとよりスムーズに利用できるはずよ。
来店後の流れ
さて、いよいよ来店当日です。
店舗型であれば受付、マンション型、派遣型の場合は指定のルームやホテルに移動します。
時間通りに来店するように心掛けましょう。
利用するメンエスまでのアクセスを事前に調べておくと良いでしょう。
こちらの項目では、来店後の流れについて解説します。
セラピストと対面・支払い
店舗型の場合は受付で料金を支払ってから施術用のルームに案内されます。
マンション型、出張型の場合は入室後、セラピストともにコース内容を確認して、その後に支払いを行います。
クレジットカードを利用できるお店もありますが、念のために、予約時に支払い方法を確認しておくと安心です。
シャワータイム
施術の前にシャワータイムが設けられています。
メンエスでの施術は紙パンツ1枚状態で受けることになります。
不潔な状態、ニオイのきつい状態で施術を受け、セラピストに不快なおもいをさせるのは得策ではありません。
良いサービスを受けたいならば、十分に身体を洗って清潔を保ちましょう。
身体を清めたら紙パンツに着替えます。
施術後
シャワーを浴びて、紙パンツに着替えたらいよいよ施術開始です。
リラックスした状態でマッサージと会話を楽しみましょう。
施術を受ける際は、セラピストの身体には絶対に触れないように気を付けましょう。身体を起こして、無理やり密着するなどもNGです。
また、当然ですが口頭で性的なサービスを要求するのもNG。
NG行為を繰り返した場合、途中退室もあり得ますので注意してください。
施術を終えたら、再度シャワーを浴び、着替えを済ましてスマートに退室しましょう。
最後に「とても気持ち良かったです!」と伝えてあげると、セラピストさんに喜んでもらえるはずです。
入退室の前後5分から10分をのぞいた時間が施術時間となります。
施術内容に関する希望がある場合は、施術前に伝えるようにしましょう。
メンエス初心者におすすめのコースは90分以上のコースです。
「~ちゃんは〇〇してくれたのに」など、他のセラピストと比較するような発言も控えたほうがベターよ。
入室してすぐに「綺麗だね」「可愛いね」と、女の子のテンションがあがる言葉をかけてあげるのもおすすめじゃ!
素敵なお客様のためならより良いサービスを提供したいと思うのは当然よね。
来店前に気を付けておきたいこと
最後に、メンエスを利用する前に気を付けておきたいことについてまとめます。
ルールとマナーを守って、お互いに気持ちよく過ごせるように心がけましょう。
爪を切っておきましょう
セラピストは全身を密着させてマッサージを行います。
その際に男性の爪が伸びたままになっていると、セラピストの肌を傷つけてしまう可能性があります。
手の爪、足の爪は短く切りそろえ、やすりをかけておくようにしましょう。
ムダ毛の自己処理はおすすめできません。
剃刀で剃毛した場合、伸びかけた短い体毛でセラピストの肌を傷つけてしまう恐れがありますので注意しましょう。
半面、脱毛サロンなどで脱毛ケアをしている男性は好まれます。
この際にメンズ脱毛を考えてみるのも良いかもしれません。
口臭・体臭予防をしましょう
セラピストは施術の際に男性に密着してサービスを提供します。
至近距離になった際に口臭・体臭がキツいと、どんなに素敵で紳士的なふるまいを心掛けていても全てが台無しになってしまいます。
セラピストによっては密着するのが辛くなり、100%の実力を発揮できなくなってしまう可能性も…。
口臭・体臭はその日1日努力した程度では改善されません。
日々のケアを怠らず、利用時も事前にケアもするなど、女性に対する基本的なエチケットを今一度確認しましょう。
手指の爪を切るところまではできても、足の指の爪を切るのを忘れている男性は意外と多いかもね。
初対面の相手に不快な印象を与えるのはマイナスでしかないから、日頃から気を付けるようにしておくと良いわね。
良いコミュニケーションは良い身だしなみからじゃ!
まとめ
今回は、メンエス初心者さんに向けて、メンエスの利用法について解説しました。
メンエスは、プライベートな空間でアロマオイルやパウダーを用いた密着サービスを受け、女性とのふれあいや1対1の会話により、癒しを得られる場所です。
ただし、メンエスは風俗店ではありません。性的なサービスを強要すると「強制わいせつ罪」に問われてしまう可能性があります。
ルールとマナーを厳守し、楽しくメンエスを利用しましょう。
また、メンエス来店前には爪を切る、体臭・口臭予防を徹底することをおすすめします。
サービスを受ける側・提供する側が互いに気持ちよく過ごせるように心掛けましょう。
【ちょっと役立つ夜遊び情報・よるよる】のメンエス情報を参考に、充実したメンエスライフをお楽しみください。