大人の街で夜遊びしている人なら知っていて当然の「アフター」ですが、夜遊びにあまり縁がない人にとっては、そのワードも意味も全くわかりません。
また、「アフター」の意味を知っていても、まだ経験したことがなく、「どうすればアフターができるのかよくわからない」という方もいるはず。
このページでは「アフター」の“謎”をよるよるが一気に解説いたします!
「アフター」!なんとなく知ってる!
いい勉強の機会になりそうね。
「アフター」のこなし方次第でモテ度はアガるぞ!?
「アフター」とは?
「アフター(after)」はそのまま直訳すると「後(あと)」になります。
アフターとは、主にキャバクラで遊んだあと、お店の終了後にお客様とキャスト(キャバ嬢)さんが店外で会うことを指します。
お客様とキャストさんがアフターを楽しむケースには、1対1の場面もありますし、2対2やそれ以上の複数人の場合もあります。
アフターの参加者は、お客様と、お客様が指名しているキャストさん、お気に入りのキャストさんなどが中心になります。
アフターの対象になるのは、本指名しているキャストさん、場内指名しているキャストさんですが、稀に指名云々関わらず、アフターに参加するキャストの同僚さんが加わることもあります。
お店の外で楽しめちゃうなんてテンション爆上がり!
ただ、事前に知っておくべきこともあるから、しっかり勉強してね。
アフターは誰でもできる?
憧れのキャストさんと店外デートができる「アフター」ですが、誰もがそれを経験できる訳ではありません。
お店のキャストさんは、毎日厳しいノルマやルールと戦い、さらにはお客様を楽しませるために接客スキルを磨き、たくさんのお酒を飲みます。
キャストさんはお客様に対し、なるべく多くお店に通っていただくため、アフターを「営業活動」の一環とも考えています。
そのため、一見で初回セットのみで帰ってしまうようなお客様にはまずチャンスがありません。
週に数回必ず通ってくれるようなお客様、月に一度でも気前良くお金を使ってくれるお客様は、キャストさんにとっても「上客」になりますので、このレベルですとアフターの機会は多く訪れます。
ただ、初回来店でも、スマートな楽しみ方で気前の良いお客様は「見込み客」として、初っ端からアフターできてしまうケースも十分にあります。
ハッキリ言ってしまうと、キャストさんに気遣いもできないような「ケチな客」や「見込みのない客」にはアフターのチャンスはありません。
また、気前が良く、「上客」の部類に入るお客様でも、キャストさんへの思いやりがない方、乱暴な方、不衛生な方などは、アフターのチャンスを大きく損ないます。
「アフター」を経験できるか否かは、キャストさんの「信頼」とお客様の「品格」が重要となります。
「アフター」を営業努力として考えるキャストさんが多数ですが、中には「単純に楽しみたい」というキャストさんも存在します。
なるほど、女の子に信頼されることが重要なんだね。
そ、女の子だって「誰でもいい」ってわけではなく、しっかりした考えがあって初めてOKできるのよ?
「お酒は楽しくスマートに」がモットーのわしなら大丈夫か?
「アフター」のアプローチ方法やタイミングは?
キャバクラを訪れる男性の中には、いきなり「アフター狙い」のような邪な考えを持っている方々もいますが、そういう方々は相手にされるはずもなく、うまくかわされるだけでしょう。
まず、お店に入ったら、その時間を存分に楽しむことを第一に考えましょう。
1人でお気に入りのキャストさんと会話を楽しむのも良し、友人と数人でワイワイ楽しむのも良し、です。
キャストドリンクも振舞って、場が温まればチャンス到来。
「今日、このあと時間ある?もし良かったらアフター行かない?」などと、優しく誘ってみましょう。
タイミング的にはお会計チェック前当たりが狙い目です。
キャストさんが信頼を置く「上客」レベルになると、こちらからアプローチすることもなく、キャストさんからアフターの誘いを受けることも普通です。
「是が非でもアフターに・・・!」などと意気込む気持ちもわからないではありませんが、余裕のないアプローチは成功する確率も低くなります。
「キャバクラでの時間を目一杯楽しみ、アフターはボーナス」くらいの心の余裕を持ちましょう。
ちょっとお高めのシャンパンやボトルのオーダーで、アフターのチャンスはぐんと広がります。
ここで注意!もしもアフターを断られても不機嫌にならないようにね。
そこは我慢でにこやかに対応します!
うむ!その心構えが明日に繋がるぞ!
アフターはどんな所で楽しめばいいの?
お気に入りのキャストさんがアフターに合流決定!完全勝利!・・・と考えるのは早すぎます。
キャストさんが退店したあとの貴重な時間を楽しむために、「どんな所(店)が良いのか?」を事前に考えておきましょう。
アフターには色々な楽しみ方があり、その楽しませ方次第であなたの株も爆上がりのチャンス大!
ここでは目的別にアフターを楽しむ場所をご紹介します。
お腹を満たす
アフターの定番としては「寿司」「焼肉」が挙げられますが、深夜まで営業している「割烹居酒屋」なども好まれます。
個室や半個室があるお店をチョイスすれば尚良し。
2~4人くらいのアフターにおすすめします。
モクモク系の焼肉屋はニオイが気になるからパスしたいわ。
うむ。女の子の洋服や持ち物が汚れてしまうリスクのある店はパスじゃ。
しっとりと時間を過ごす
しっとりと時間を過ごすならバーはいかがでしょうか?
店内もやや薄暗く、ムードのある雰囲気で語り合えます。
お気に入りのキャストさんと、カウンターでお好きなカクテルやワインを楽しんでください。
ムーディな雰囲気に持ち込むならここだね。
(そんな機会が訪れるのかしら・・・)
思いっきり歌う
こちらもアフターの定番コースです。
お酒も入って、少しテンション上がり気味のシチュエーションでは盛り上がり必至。
お気に入りのキャストさんの意外な美声を聞けたり、デュエットしたり、楽しくないわけがありません。
カラオケの店舗によってはフードも充実しているので、歌いながらお腹も満たすことができ、女子ウケも高め。
ある程度の人数でワイワイやるならカラオケが安定感抜群です。
ではボクの美声で甘いバラードを・・・
それ、場面とタイミングで大ケガするから気を付けて。
わしは甘いバラードより甘いハニトーが食べたい。
笑う、楽しむ
有名な繁華街にはアフターのお客様を対象としたお店が数多くあり、共通のコンセプトは「笑う」「楽しむ」です。
代表的なものを3点ほど挙げます。
【サパークラブ】
男性のキャストがカウンター越しに接客をするお店で、ほとんどのお店にはカラオケやダーツを設置しています。
サービス内容はホストクラブに近いと言われていますが、女性だけでなく男性も入店できます。
【MIXバー】
従業員は多種多様なセクシャリティを持つ方々で、ノンケの男女やゲイの男性、レズビアン、ニューハーフ、おなべさんなどです。
セクシャリティの壁を気にせず会話を楽しめるのが大きな魅力です。
【観光バー】
一般的には「ゲイバー」と見られがちですが、「ゲイバー」のお客様はゲイオンリー。
こちらの「観光バー」は、ノンケの男女も気軽に入店できるため、初心者にはおすすめ。従業員の方の大半は、おネェ言葉のゲイ男性が占めます。
「サパークラブ」については全国の主要な繁華街に点在していますが、「MIXバー」「観光バー」は新宿二丁目(ニチョ)に集中しています。
いずれのお店もトークが巧みなスタッフが多く、ほとんどのお店でカラオケを完備しているので、否が応でも盛り上がります。
盛り上がる分、お酒の量も増えるから注意が必要よ。
これは二日酔いコースですね。
わしのオススメは観光バーじゃ。「ニチョ行こう!」と誘って断られたことがないぞ。
同業さんと楽しむ
意外と喜ばれるアフター手法としては、「キャバクラ」「ガールズバー」「スナック」など。
同じ夜の世界で働く女性がいるお店で楽しむというのもアリです。
深夜営業が規制されているキャバクラは、アフターとしては時間調整が難しいものの、ガールズバーやスナックなどは朝まで営業しているお店がほとんどなので、アフターを楽しめるお店としても使えます。
但し、このアフター手法は全ての女性が喜ぶというわけでもなく、場合によってはちょっと変な空気になるケースもありますので注意が必要です。
変な空気・・・とは?
女の世界には色々あるのよ、嫉妬とかマウントとかね。
むぅ。これは人選がキモじゃな。
アフターするうえでの気構え
アフターが決定してお店に出た後即合流!・・・なら最高ですが、お店や時期によっては終業後に終礼やミーティングがあるお店もあります。
女性としてはお化粧直しや身支度も必要。
すぐに合流がないからといって、しつこく連絡をするのはNGです。
また、キャストさんによっては「アフターのハシゴ」もあります。
別のお客様グループのアフターに顔出ししてから合流、またはその反対で合流して1時間程度で退席というケースもあります。
これについては寂しいところですが、決して不機嫌になることなく我慢しましょう。
そして「これはできれば回避したい」と思うのが“ドタキャン”です。
キャストさんにも色々な事情があるので、これもグッとこらえて器の大きさを見せましょう。
ドタキャンは凹むなぁ・・・
わしならそのまま旅に出るな・・・
稀にそういうケースもあるってことよw
それ絶対やっちゃダメ!「アフター」でのNG行為は?
アフターはみんなで楽しむもの。
楽しい時間を過ごすために絶対やってはいけないこともあります。
セクハラ
場が盛り上がってくれば少し距離が縮まってくることもありますが、無理矢理女性の体を引き寄せたり、ベタベタ触るのは厳禁。キスを迫るなんてもってのほか。
ちなみに相手の同意を得ないまま無理やりキスをすると、不同意わいせつ罪(刑法176条)が成立する可能性があります。
ひとこと「キモい」です。
強要
場の雰囲気にまかせてアルコール度数の強いお酒を飲ます、イッキ飲みを強要するなども禁物。
急性アルコール中毒の可能性や、無理な飲酒が起因となるような事故・トラブルが生じてしまうケースもあります。
多量の飲酒をさせて相手が急性アルコール中毒になるほどの加害行為が認められた場合、傷害罪に問われることもあります。
勢いにまかせてなんでもかんでもってのは後悔に繋がるね。
喧嘩・暴力・暴言
泥酔して一緒にいた知人や他のグループと喧嘩になる、アフターのお店の店員さんや周囲の人間に暴言を吐くなどもよく聞くトラブルです。
中には泥酔してアフターに呼んだはずの女性に対し、意味不明に絡み始めて暴言を吐く・・・なんていう酷い輩もいるようです。
こういった方々は論外。アフターを楽しむ権利はありません。
女の子がドン引きするパターンね。
次からも指名継続できるかもだけど、こういう人には何のチャンスもないわ。
“喝”じゃ!己を知って、決して泥酔することなどないようにな!
しつこい
解散の流れにも関わらず「もう一軒行こう」「もっと一緒にいたい」など、しつこい男性は当然ながら嫌われますよね。
初めてのアフターで「オレの家に来ないか?」「ホテルに行こう」と誘うパターンもあると思いますが、これも論外と考えていた方が良さそうです。
基本原則ね。「しつこい男は嫌われる」ってやつ。
ケチ
まさか地球上に「お会計ワリカン」などというアフターが存在するとは思いませんが、アフターを楽しむなら追加の出費は覚悟してください。
帰り際にはアフターに付き合ってくれた女性にタクシー代を渡すのもマナーです。
朝まで付き合ってくれた女性たちに「お疲れ様。じゃあ電車で帰ってね」なんてことがないように。
タク代ははだかで札を渡すのではなく、おしゃれなポチ袋に入れて渡すとウケが良いぞ。
わしなりのちょいモテテクニックじゃ!
やるじゃない、よるおぢ!
おしゃれなポチ袋を常備しておこっと♡
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「『アフター』って何?どんなもの?」といった疑問について説明してみましたが、アフターについて少しはご理解いただけたでしょうか?
「アフター」とは、お店の終了後にお客様とキャスト(キャバ嬢)さんが店外で会ってエクストラな時間を楽しむことを意味します。
アフターは誰もが気軽に楽しめるものではなく、キャストさんとお客様の信頼関係があってこそ成り立つもの。
ルールやマナーを守って、お気に入りのキャストさんと楽しいアフターをしてくださいね。
【ちょっと役立つ夜遊び情報・よるよる】のアフター情報も是非参考にしてください!