テレビやネットの情報、日常会話などでよく聞く「キャバクラ」
なんとなくはわかっているけど、実はよくわかっていないという方は多いですよね？
このページでは「キャバクラ」についての基礎知識を学んでいただけるよう、よるよるがキャバクラのあれこれをご説明いたします！
確かに「きれいな女性とお酒を飲むところ」くらいしか知らない・・・
夜遊びビギナーや接待の機会が増えそうなサラリーマンは見ておくと便利だぞ！
「キャバクラ」の意味や語源は？
「キャバクラ」は「キャバレークラブ」の略です。
「キャバレー」はフランス語の「cabaret」が由来で、もともとはカフェやレストランならびに、そこでのエンターテインメントを指していました。
「クラブ」は、英語の「club」を指し、特定の活動や興味を共有する人々の集まりや、社交場所を意味する言葉です。
「キャバクラ」は「cabaret」と「club」を合成した造語と言われています。
キャバクラが登場したのは1980年代半ばで、業界が賑わいを見せ始めたのは1990年代後半からと言われています。
なるほど、意外とその歴史は古いんだね。
かつては「クラブアフター」というキャバクラ専門誌もあったんだぞ。
知名度が一気に上がったのは「小悪魔ageha」最盛期の2008年頃とも言われている。
俗にいう「キャバ嬢」とは？
「キャバ嬢」とは、キャバクラで働く女性を指す造語で、「嬢」は「女の子」や「若い女性」を意味する言葉です。
世間一般では「キャバ嬢」という言葉がよく使われますが、お店側の呼称としては「キャスト」「キャストさん」が一般的です。
求人媒体への掲載などは「女の子」「フロアレディ」「コンパニオン」といった呼称も使われます。
立場や場面によっても女の子の呼び方が変わるんだね。興味深い。
昭和のキャバレー時代は「ホステス」一択だったのにのう・・・
どんな女性が働いてるの？
キャバクラで働いている女性の年齢は18歳以上(高校生を除く)で、学生、フリーター、OL、主婦など様々。もちろんキャバクラ専業という女性も数多くいらっしゃいます。
年齢に明確な上限はなく、例えば「熟女キャバクラ」をコンセプトにしたキャバクラでは50代女性も活躍しています。
女性のタイプも様々で、まるで女優のような女性もいれば、活発な盛り上げタイプの女性、純朴でおとなしい女性なんかもいます。
キャバクラはお店によって「高級」「大衆店」「ギャル」「お姉さん」「熟女」などのコンセプトがあるので、男性ならそこを読み取ればお気に入りの女性が見つかるかも？
「昼間は会社」「昼間は学校」なんて女性も多いわよ。
もちろん20歳未満はアルコールNG！
そもそも「キャバクラ」って何するところ？
一般的なイメージは「きれいな女性と楽しくお酒を飲むところ」だと思いますが、その点については相違ありません。
キャバクラはドレスやきれいな衣装に身を包んだ女性と、お酒を飲みながら会話を楽しむ場所です。
キャバクラの主なサービスは次の通りです。
全国的に「キャバクラ＝きれいな女性と楽しくお酒を飲むところ」ですが、札幌すすきのでは「キャバクラ＝セクキャバ(性的要素の強いお店)」となるので注意。
一般的な「キャバクラ」は札幌すすきのでは「ニュークラブ(ニュークラ)」という呼称になります。
ドリンクの提供
キャバクラではアルコール類をはじめとする各種ドリンクの提供があります。
セット料金に含まれるハウスボトルの他、ボトルキープ可能なウイスキーや焼酎、その他ワインやシャンパンなどが一般的で、「割りもの」と呼ばれる焼酎を割るためのソフトドリンク、お酒が飲めない方向けの単品ソフトドリンクもあります。
また、盛り上がりに欠かせないのが「ショット系」と呼ばれるアルコール度数の強いお酒で、「テキーラ」「コカレロ」「クライナー」などが代表的。
女の子にドリンクを注文してあげると喜ばれるわよ♪
但し、ドリンク代は別途というお店がほとんどなので注意。
色々お酒の種類があるけど、ひとつ言えるのは「飲みすぎ注意」ってことかな。
会話
こちらがキャバクラの主な魅力、女性との会話です。
仕事、年齢、居住地、趣味など、なんでも良いので会話を弾ませましょう。
好きなタレントやお笑い芸人、日常の他愛もない話、なんでも良いので、会話は女性まかせにせず積極的に。
キャバクラで働く女性はお客様と楽しい会話をしながら、リラックスした時間を過ごしてもらうことを目指しています。
会話の引き出しが多ければ盛り上がりそう。
日頃から備えが重要ですね(笑)
楽しい会話は大好きだけど、露骨な下ネタはNG！
フードの提供
お腹が空いたらフードを注文することができます。
ほとんどのお店では「乾き物(かわきもの)」と呼ばれる簡単なフードがあり、「MIXナッツ」「ポテトチップス」「さきいか」などがあります。
その他、「から揚げ」「ポテトフライ」「ソーセージ盛り合わせ」なども一般的ですが、お店によってはフードに力を入れているところもあり、「ステーキ」や「本格パスタ」、豪華な「フルーツ盛り」を提供するお店もあります。
また、近隣の飲食店への出前やUberEatsに対応してくれるお店もあるので、女の子と一緒にワイワイ楽しむこともできます。
え？じゃあ大好きなカレーも食べれるの？
ニオイの強いフードは他のお客様の迷惑になるので遠慮してね。
カラオケ
全てのキャバクラではなく、VIPルームを備えているお店、または料金がリーズナブルなお店にはカラオケが完備されているケースがあります。
VIPルームでの利用は気兼ねなく盛り上がれますが、他のお客様と同じフロア内でのカラオケ利用の場合はマナーに気を付けましょう。
マイクの独占には注意！
バラードで女の子のハートを鷲掴みにしちゃおうかな♡
否！バラードやRAPがやたら多い曲は、タイミングや場面に注意が必要じゃ。
最初は少し古くても皆が知っているような選曲で、場を温めることを心がけるべし。
ゲーム
ここで言う「ゲーム」とは、いわゆる「飲み会ゲーム」ですが、これは全てのお店、女性が必ず行うというものではなく、盛り上がりの材料として場の雰囲気で行うものです。
ゲームはだいたい4名以上のテーブルで繰り広げられますが、その種類は「山手線ゲーム」「たけのこにょっき」「指スマ(チッチ)」など多数。
一部は一般的な飲み会でも楽しまれていますが、キャバクラならではの“未知なるゲーム”も多数あります。
ゲームの敗者は手元のお酒をグイッとやるわけですが、テキーラなどショット系のお酒が多いので、飲み過ぎには注意。限度を知って適度に抑えるのもキャバクラを楽しむコツです。
みんなでワイワイ楽しみたい！
一体他にどんなゲームがあるんだろう？
「〇〇〇〇〇ザムライ」などというコアなゲームもあるぞ。
それはまた別の機会に伝授しよう。
「キャバクラ」ってどこにあるの？
キャバクラは全国の繁華街にあり、その数は合わせて数万店舗以上と言われています。
北海道のすすきの、東京都の歌舞伎町、福岡県の中洲という「日本三大歓楽街」はもちろん、全国のターミナル駅が所在するエリアにはまず間違いなくキャバクラが営業を行っています。
中でもやはり東京都はキャバクラ店舗数が全国No,1で、歌舞伎町、池袋、渋谷、上野、六本木といった有名エリアから、中野、五反田、蒲田などの庶民的なエリアにも多数のキャバクラがあります。
また、沿線のローカルな駅周辺にもリーズナブルなお店が点在しているケースもあります。
全国各地にあるキャバクラの情報は、専門のキャバクラ情報サイトを検索して調べるのが一番です。
有名エリアにある人気店なら、キャストのレベルとお店のサービスの質が高いところが多いので安心♪
「キャバクラ」で遊ぶための予算は？
これについてはまさにピンからキリまでといったところでしょう。
「セット料金」「延長料金」「フロアタイプ(通常、VIP、ロイヤルVIP等)」「指名料(本指名、場内指名)」「TAX(サービス料)」などは、エリアやお店によって全て異なります。
また、キャストへドリンクを振舞ったり、ボトルを入れることによって金額は変動します。
切り詰めて60分1名・総額5,000円で済むケースもあれば、キャストを本指名してボトルを入れ、リッチに遊んで60分1名・総額30,000円になるケースだってあります。
また、ビギナーによくある落とし穴が「TAX(サービス料)」です。
こちらもお店によって「TAX」「税・サ」「サービス料」など表現が異なりますが、総額に対して10～30％ほどの料金がプラスされることを意味します。
例えば最大30％の「TAX(サービス料)」がかかる場合、総額が大きいほど加算額が増すため、安易に「ぼったくり」と思い込んでしまい、会計時にもめてしまうトラブルも起こりがちです。
キャバクラを訪れる際には、事前にお店の情報をキャッチしておくか、お店で直接確認しておくことをおすすめします。
セット料金には焼酎やウイスキーのハウスボトルが付いており、そちらは飲み放題。
但し、割りものは別料金となりますので注意。
これはあらかじめ予算感を把握しておかないとだね。
お会計時にスタッフともめるケースはキャストにとって「遭遇したくない場面」トップクラスなので、よろしくお願いしますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
その存在をなんとなくで理解していた方も、これでキャバクラについての基礎知識が少し学べたのではないでしょうか？
キャバクラは今や、日本の夜の文化の一部として多くの都市や地域に根付いています。
キャバクラのサービス内容、働く人、所在地、予算感、そしてルールをしっかり守れば楽しく遊べること間違いなし。
「お酒は楽しくスマートに」
これが【ちょっと役立つ夜遊び情報・よるよる】のモットーです。